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カム (チベット)
カム ( khams、、拼音: Kāng) はチベットの東部地方。元、明代中国の地理史料では、アムドとともに「吐蕃」の「朶甘」と一括して呼ばれた。現在は中華人民共和国チベット自治区東部・青海省東南部・四川省西部・雲南省北西部に分割されている。東部のダルツェンド(康定)と、西部のチャムドが中心的都市である。この地方の住民はチベット語で「カムパ(=「カムの人」の意)」と称する。外国文献の一部には、これを民族名と理解して「カムパ族」と表記する例が見られる。 == 歴史 == 1724年、清朝がグシ・ハン王家の内紛に乗じてチベットを征服した際、従来グシ・ハン王朝に服属していたカム地方の諸侯は、ダライラマ領(西蔵)、四川、雲南、青海の各地に分属させられ、分割統治をうけることとなった(雍正のチベット分割)。 主なカム諸侯の分属先は次のとおりである〔Teichman, 1922,pp.3-5のリストおよび地図AMI,i998, 龔蔭,1992。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カム (チベット)」の詳細全文を読む
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